猫をお迎えしたい方必見!最適なお迎え先は?

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猫をお迎えして、猫にまみれた生活を送りたい!

一生のうち一度は誰でも、そう思ったことがあるでしょう!  …私だけ?

猫をどこで迎える?

私自身は2頭ともペットショップで迎えました。1頭目は、猫と暮らす環境をすっかり整えた直後にペットショップで出会いました。一目ぼれして直ぐに迎えており、譲渡元は検討しませんでした。

実際に譲渡先を検討したのは2頭目です。

私が実際に見学や面会をし、譲渡条件金額等も含め検討した譲渡先は以下の3つです。

  • 保護猫団体、自治体
  • ブリーダー
  • ペットショップ

この記事ではそれぞれのメリットとデメリットをお伝えします。

もう受け入れ先は決めている人も、知っておいたほうがいい情報がありますので必見ですよ!

保護猫団体や自治体

最近メディアでも取り上げられることが多いですね。

団体によるとは思いますが、大まかに下記のメリットデメリットがあげられます。

メリット

  • 社会貢献ができる
  • 初期費用が抑えられる
  • 迎え入れる猫の性格や飼育方法を知ることができる
  • トライアルできる
  • 日本猫が好き

デメリット

  • 受け入れ条件が厳しい
  • 訪問で住環境を確認される
  • 預かりボランティアの個性を受け入れる必要がある(番外編)

メリット1:社会貢献ができる

社会貢献をしたい人にとって大きなメリットです。

最近では、メディアで取り上げられています。多くの人が保護団体の存在を知っているのではないでしょうか。

こちらは、全国の自治体で保護した犬猫の譲渡数の推移です。15年前からみると譲渡数が4~5倍に増加しています。

出典:環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室

殺処分数も年々減少傾向ですが、それでもR4年にはおよそ9千頭もの猫が殺処分されています。(収容中に死亡したり、病気で譲渡できなかった数も含みます。)

出典:環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室

家族として愛される機会があった猫たちを1頭でも多く増やすために、こちらから迎えることも選択肢の一つです。

メリット2:初期費用が抑えられる

生体代が基本かかりません。(有料だと販売になる可能性があります)

団体によりますが、ワクチン代や健康診断、去勢避妊手術がすでに済んでいれば譲渡時にお支払いすることがあります。

ワクチン代や健康診断代、去勢避妊手術はどこから迎えても発生する費用なので適正価格であればお支払いしましょう。

メリット3:迎え入れる猫の性格や飼育方法を知ることができる

私は、譲渡会で預かりボランティアさんから猫の性格を聞くことができました。

その子の個性を知ることができ飼育にあたっての注意点を教えていただけます。

実際に自宅を見て、飼育環境のアドダイスをしてくれるところもあります。

初めて猫を飼う方でも安心してお迎えいただけると思います

メリット4:トライアルができる

1週間程度お預かりすることができます。(団体や月齢によります)先住猫がいる場合相性をみることができます。また、猫のお世話の体験ができるので、受け入れ後の生活のイメージがしやすくなります。

先住猫と家族との相性はとても大事。初めに失敗ないためにトライアル制度がある場合は積極的に利用しましょう。

メリット5:日本猫が好き!

ブリーダーやペットショップから受け入れる場合は、ほとんどが外国発祥の純血種です。

団体によっては、純血種を保護している場合もありますが、多くは日本で雑種といわれる日本猫です。

日本猫は、基本的に活発で運動神経抜群。キジトラや、三毛猫、白猫、黒猫など様々な毛柄の猫がいます。そんな、日本猫に魅了されている人は、こちらから探すのが良いでしょう。

デメリット1:受け入れ条件が厳しい

人によっては条件をクリアすることが厳しい場合があります。

東京都動物愛護センター譲渡条件

①都内にお住まいの20歳以上60歳以下の方
②現在、犬や猫を飼育していない
③家族の中に動物に対するアレルギーを持つ者がいない
④家族全員が動物を飼うことに同意している
⑤最期まで責任を持って飼い続けることができる
⑥経済的、時間的に余裕がある
⑦動物に不妊去勢手術による繁殖制限措置を確実に実施できる
⑧集合住宅・賃貸住宅の場合は、規約等で動物の飼育が許されている

東京都動物愛護センターからの譲渡だと、多頭飼いは難しいようですね。

私が訪ねた保護団体は②以外はほぼ同様でした。また単身者は万が一本人が飼育できなくなった時のために、代わりに引受る人を申告する必要がありました。

団体によりますが、年齢、家族の有無などで迎えるのが難しい方もいるかもしれません。

デメリット2:訪問で住環境を確認される

多くの場合は、お迎え前後に住環境を確認されます。

飼育に適しているかを確認し指導をしてくれるので、メリットととらえることもできます。

しかし、家の中を見られることに抵抗がある方や、人にたびたび訪問されるのがいやな方は避けたほうがベターでしょう。

デメリット4:預かりボランティアの個性を受け入れる必要がある(番外編)

預かっているボランティアによるので、こちらは参考までに読まれてください。

私が実際に見学した当日のボランティアさんとのやり取りです。

ボランティア
ボランティア

気に入ったのなら明日お宅まで連れていきます!トライアルできますから!

私

うちにあるゲージじゃダメなんですよね?

それに明日からしばらく仕事で日中いないので、預かっても様子を見ることができません💦

ボランティアさん
ボランティアさん

ゲージはわたしが行って作成します。餌ももって伺います!

私

急すぎて思考が追い付かない💦

そやはり様子が見れないことが不安でしたので、休みの前日にトライアル開始しさせていただくようお願いしました。その間に環境を少しでも整えようと思っていました。

すると、その翌日「やはり2頭でお迎えしてもらえるところがあれば、そちらを待とうと思います。一旦お断りさせていただきます。」とお断りのご連絡をいただきました。

猫に対する愛情もあるのかもしれませんが、なんだか振り回されたような感じ…。こちら側もボランティアさんの思いをくむ必要もあるのではないかと感じました。

保護団体からのお迎えが向いている方

  • 社会貢献に興味がある
  • 初期費用を抑えたい
  • 日本猫をこよなく愛している!
  • 同居家族がいる
  • 60歳未満である
  • 社交性があり、家に人が来るのが苦にならない。

ブリーダー

メリット

  • 飼育環境を確認できる
  • 成長後の姿を予想できる
  • プロから飼育の相談ができる

デメリット

  • 優良ブリーダーか見極めることが難しい
  • 見学にいったら断りにくい
  • 近くに猫舎がない

メリット1:飼育環境を確認できる

環境や他の猫を見ることで、ある程度健康状態を保てるような飼育をしているか確認できます。

悪徳ブリーダーは飼育環境を見せることを嫌がります。

慎重を期するなら是非確認させてもらってください。

メリット2:迎え入れる猫の両親兄弟に会うことができる

子猫の両親に会うことができます。

子猫の時期は一瞬です。大人になってからのほうが一緒にいる時間が長いので、成長後のイメージができるのがメリットとなります。

また、兄弟姉妹で迎えたい方もブリーダーからのお迎えが向いています。

メリット3:飼育の相談ができる

ブリーダーさんは、飼育のプロです。

実際に猫を育てている猫種による個性も把握していますので、遠慮せずにどんどん質問しましょう。

ここでいやな顔をする方からはお迎えを控えたほうがよいでしょう。

デメリット1:優良ブリーダーか見極めることが難しい

中には劣悪な環境で繁殖を繰り返す悪質なブリーダーもいます。

見極めるポイントとしては、猫舎の見学をさせてくれるか両親を見せてくれるか、飼育の説明や契約時の説明を十分におこなってくれるかです。

最低限この3つのポイントはおさえている業者が望ましいです。

しかし個人で、ブリーダーを探し問い合わせすることは困難です。

そこで、私はみんなのブリーダーを利用しました。

みんなの子猫ブリーダー

こちらを利用すると口コミや今まで販売した子などを確認できます。

ブリーダーが行っているサービスに前述したポイントがあるか確認できます。

また販売中の多数の子猫を猫種、地域などで絞込検索ができるのでおすすめです。

デメリット2:見学にいったら断りにくい

迎えたい猫ちゃんが見つかったら、ブリーダーへサイトを経由して連絡して見学に行きます。

「迎える意思がない方は見学をお断りしています」と明記しているブリーダーもいますので、行ったら必ずお迎えしないといけないとプレッシャーを感じる場合もあるでしょう。

いくら、迎えること自体は決めていても、あったらイメージと違っていたりすると迎えることは控えたいですよね。

お互いのためにも、もし迎えたい子が見つからなかった場合は丁重におことわりしましょう。

デメリット3:近くに猫舎がない

サイトで探して気に入った子が見つかったので見学に行きたい場合、猫舎が遠方だったら足を延ばすのは大変ですよね。

行って決めることができればいいのですが、先ほどのデメリットのようにイメージと違っていたらまたいちから探し直しとなります。

近くに猫舎がない場合は、迎えるまでの労力がかかります。

ブリーダーからのお迎えが向いている方

  • 子猫の成長した姿想像とのギャップをなくしたい
  • 兄弟姉妹でお迎えしたい
  • 飼育のプロからのアドバイスが欲しい
  • 猫舎に行く労力は惜しまない

ペットショップ

メリット

  • 気軽に見学出来る
  • 店舗によってはお迎え後もサポートがある
  • 飼育用品が揃えやすい

デメリット

  • 費用がかかる
  • オプションをすすめられる
  • フードやゲージ等が割高
  • 勢いで契約してしまう
  • 適正な店舗をみつける必要がある

メリット1:気軽に見学出来る

予約も不要で店舗に行けば、猫に会えるので、まずはピンとくる子に出会えるか確認したいという人におすすめです。

店舗には数頭いる場合もあるので、同時に複数の猫から自分にあった子を検討できます。

メリット2:店舗によってはお迎え後もサポートがある

生体補償や飼育相談等お迎え後もサポートしてくれる店舗もあります。

私の購入した店舗にはこれらのサポートがありました。

生体補償とは、先天性疾患に罹っていることが契約後判明した場合、治療費を負担してくれたり、代わりの猫(あまり言いたくはありませんが)を手配するサポートです。子猫の健康に自信をもって送り出しているととらえて安心材料としていました。このサービス自体を利用することはなかったです。

飼育相談は実際に利用しました。お迎え後しばらくうんちやおしっこをしてくれないことがあったので、連絡して病院に行くか判断してもらっていました。(おしっこは翌日に、うんちは翌々日にでました)心強かったことを覚えています。

メリット3:飼育用品が揃えやすい

ペット用品を取り扱っている店舗も多く、飼育時に必要なものが揃えられます

私が迎えたペットショップでは、ゲージ、食器、トイレ、トイレ用品、爪とぎ、ベット、おもちゃ、ブラシ、爪切り等すべてお迎えセットとして販売していました。

その子が現在食べているフードも購入できましたので安心して飼育を開始することができました。

デメリット1:費用がかかる

店舗によりますが生体補償など手厚い補償があることと、ブリーダーからの直接購入ではないのでため高額になることが多いです。

また、店舗を構えているため店舗の維持費、人件費も上乗せせざるをおえません。

ブリーダーからの直接購入と比較したら、10~30万程高額になるとみておいたほうがよいでしょう。

デメリット2:オプションや保険をすすめられる

生体補償や動物病院のチケット、ワクチン代などを含んだのサポート代やペット保険をすすめられます。

私は1頭目すべて契約してしまいました。

トータルで見て2頭目からはすべてオプションはつけていませんが、何の問題もなく過ごせています。

契約時はなにかと説明が多く思考が固まりがちですが、本当に必要か判断して契約しましょう

デメリット3:フードやゲージ等が割高

先ほどメリットとしてあげましたが、ペットショップで購入すると割高になることが多いです。あらかじめその店舗で使用しているフードやトイレ砂などがわかっていれば他で購入を検討することをお勧めします。

私は初め、ペットショップで勧められるがままに購入しましたが、現在はAmazonや楽天、近所のホームセンターで購入しています。

トイレ用品やフードなどは近くにミスターマックス(ホームセンター)があれば、お安く購入できますので是非足を運んでみてください。

デメリット4:勢いで契約してしまう

かわいい!連れて帰りたい!という気持ちからすぐに契約をきめていしまう人もいます。

店員さん
店員さん

その子はとびっきりかわいいですよ。甘えんぼちゃんですよ!

先ほども検討している方が来られましたよー!!

など店員さんに言われて、子猫がとびっきり可愛かったら契約したくなっちゃいますよね。

ただお迎えしたい気持ちが高まているときほど冷静になっていただきたいのです。

以下が全国の自治体で保護した猫の割合です。うち3割程度が飼い主からの引き取り依頼があり保護しています。

出典:環境省

ここまで読まれている方は、おそらく本気で迎えたいと思われている方なので問題ないと思いますが、勢いで契約して、育てられない状態にならないようにしたいものです。

ペットショップからのお迎えが向いている方

  • 予算がある方
  • お迎え時の用品まで一度に揃えたい方
  • 気軽に検討したい方

まとめ

猫の平均寿命は15年です。お互いに後悔しないように一生を一緒に過ごすためにも信頼できるところからお迎えしたいですね。

私個人としては、この猫に一生仕えたいと思えるような猫に出会い、飼育できる環境が整っていればいつどこからでもお迎えしてもいいではないかと思っています。

参考にしていただけるとうれしいです。

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